どうも、ゲームを作ったりビジネスを作ったりしている新田です。
あなたは未来を先取りしていますか?
多くの人は借金は悪いものだと思っています。
お金を借りたら返さなければならない・・・当然のことです。
でもその尺度だけで考えると、借金とはお金がなくてしょうがないから借りるだけのものになってしまいます。
でも経営的には借金は「いい借金「と「悪い借金」があります。
■悪い借金とは?
悪い借金とは、毎月返せるギリギリの分だけ借りて、カツカツの生活を送ってしまうことになる借金です。
どれだけ返せる見込みがあっても、カツカツになるまで借りてはだめです。
それは人生がヤバい領域に入ってしまう「悪手」です。
また、返せる見込みがない借金もだめです。
ある夫婦が、年収が700万円があるのをいいことに、家賃が月20万円のタワーマンションを購入しました。
割とギリギリの返済額で暮らしていたそうです。
しかし時代が流れ、旦那さんの年収が徐々に下がっていってしまったそうです。
結局、毎月の無理な返済額が払えなくなり、タワーマンションを非常に安い額で手放すことになってしまいました。
この話のポイントがわかりますか?
この話のポイントは、
「サラリーマンは年収に限界があるのに、今後35年くらい、毎年年収700万円がずっと続くだろう」
と取らぬ狸の皮算用をしてしまったことにあります。
家を数千万で買うと、日本は特殊なマイホームローンで35年くらいの長期ローンを組むことができます。
賃貸契約の家賃くらいを毎月払えば、35年後にはそのマンションは自分のものになるという契約です。
でも、昔は「終身雇用」といって、1つの会社で定年まで働くみたいな安定の概念がありましたが、今は違います。
リストラされたり、クビになったり、病気になって干されたり、みたいなリスクが非常に高い。
こんな時代にマイホームローンを組むのは、よほど自分のキャリアやスキルに自信がないとできませんよ。
正直いって、サラリーマンが生活水準をあげようと大きな借金で無理をするのは、時代的に限界があります。
これが起業家であれば、年収の上限がなくなりますし、リスクテイクが起業家の仕事みたいなもんですから、危なくなったらパッパと売ってしまう前提で家を買ったりします。
「家は一生の買い物」みたいな時代は終わったのです。
サラリーマンはほとんどの人がそんなことが可能な年収を貰ってません。
「ただの借金(=悪い借金)」は、ほんと控えめにしないといけません。
■ではいい借金とは?
結論から言うと、いい借金とは未来への投資のことを言います。
例えば、あなたがMacBookProがほしいと思いました。
Macがあれば、プログラミングスキル、デザインスキル、それから起業スキルを身につけられる。
アプリを作ったりしてお金にもできる。
早めに勉強を始めてスキルを身に着けキャリア形成したい。
でも、欲しいMacのグレードが20万円もして、今の貯金ではとても買えない・・・。
じゃあお金を貯めてから買おう・・・みたいな感じで、何年も経ったりしている人がいます。
これは、非常に時間がもったいない。
もったいなすぎる。
人生は時間でできているわけです。
いいですか?
1年あれば、そうとうなスキルを身につけることができます。
もっと言えば、1年あればパソコンでお金を稼ぐスキルを身につけて、借金の先払いすらできるかもしれない。
こんなときは、いい借金をすべきです。
「借金なんかするべきじゃない」
と思い込んでいる人は、「アップルローン」のページすら読まないでそこで買うのを諦めてしまいます。
これがもったいない!!
「アップルローン」って知ってますか?
アップル社が教育のためにローン会社と提携して、非常に安い利率の長期ローンを用意しています。
なんと月3000円で、MacBookProが買えてしまうのです。
もちろん、ローンは何年も続きますが、MacBookProは数日で手元に届きます。
数日後からあなたはスキルを身に着け始めることができるのです。
これが未来の先取りです。
さらに「お金を稼ぐスキル」が身につけてウェブに資産を作れば、自動的な固定収入を得ることもできます。
そうすれば、いち早く生活が楽になっていきますし、お金が手に入ることで、いろいろな未来が開けてきます。
「アルバイトでお金を貯めてから・・・」
なんて言ってると、人生を1年損してしまいます。
「いい借金」をして、自己投資し、稼げるようになればいいんですよ。
ほかにこういう話もあります。
これは僕の体験談で、ツイートしたものです。
昔、iPhoneアプリを作りたかったがめっちゃ遅いMacBookしかなくてビルドにめっちゃ時間がかかりイライラしたり取り掛かるのがおっくうになってた。
どうにかならないかと調べるとアップルローンというのがあって、月3000円で最新のMacMiniが買える。これだ!と思って早速申し込み。数日後高速ビルド。「払うものはなるべく遅く、得るものはなるべく早くする」という合理化ルールがある。
これに沿うと借金は利息が増えてもいいので毎月できるだけ安く長期間で返すのがよいことになる。
月3000円のローンなんてないみなもんだからホント使ったほうがいい。未来を買うの大事。現金主義の人は一括で買ったほうがいいという人が多いけど、手持ちのお金が一気になくなるのは経済ショックや病気などいざというときにお金を出せなくなるので悪手。
支払いの少ないローンを組んで手持ちのお金をたくさん残しておくほうが絶対にいい。
■キャッシュフロー
もう少し細かい話をしましょう。
借金をする場合「キャッシュフロー」を意識しなければなりません。
キャシュフローとはお金の流れのことです。
お金を増やすには「収入が経費より多い状態を維持」し、収入が上がるようにすることです。
つまり収入が経費を上回らない範囲で「いい借金」をして、収入が増えるように投資するのがベストです。
わかりますでしょうか?
「収入が増える見込みがあるなら、収入が経費を上回ってる状態の範囲で借金してもいい」ということです。
経営者はみんなこれをしています。
収入が増える借金。
これがいい借金です。
世間は「リボルビング払いは危険!!」なんて見出しで借金の危険性を煽っていますが、別に短い期間の借金であればリボで十分です。
リボは利息が最高利率に近いので、長期的には損が多いですが、借金の額が多くなったら、信用金庫などの金利の安いローンに切り替えればいいだけです。
一生サラリーマンでいようと思っている人には、普通のカードのリボは長期になるのでお勧めはしません。
ただ、収入を増やそうと思って起業を視野に入れている人なら、別にリボだろうがなんだろうが運用すればいいだけです。
本格的に「いい借金」をしたいなら、銀行や信用金庫や政策金融公庫という安い金利で借金ができます。
■高い確率でお金が手に入ることをする=起業
頭のいい人は気づいたかもしれませんが、「収入が増える見込み」は、見込みにしか過ぎません。
未来は確定しないからです。
投資して失敗するかもしれません。
そこは、リスクテイクになるわけです。
でも、「高い確率」でお金が手に入ることなんて、たくさんあります。
それを体系化したのが、マーケティングなのです。
マーケティングの中で非常に強力に収入量を上げるのがコピーライティングの分野です。
勉強すれば、収入は確実に上がります。
勉強しないからいつまでも「借金は危険」なんて言うことになります。
勉強し、先取りを繰り返すというレバレッジを使うから、起業家は短い期間で大きな収入を得ることができるのです。
「いい借金」をして、どんどん未来を先取りしていきましょう。