どうも、ゲームを作ったりビジネスを作ったりしている新田です。
独立して自由を得たいけど、起業するのが怖い、という人は大勢いると思います。
今回は起業とはどういうものなのか、会社設立して14年目の僕が解説してみたいと思います。
■そもそもの起業のメリット
●年収の上限がない
起業のメリットってなんでしょうか?
まずは収入の上限がなくなることです。
サラリーマンでいるうちは、年収がよくて1000万だと思います。
役員まで上り詰めたとしたら3000万~1億円くらいはもらえると思いますが、統計によると年収1億円は就労人口6600万人のうちの0.4%くらいだそうです。
つまり年収1億円の人は2500人くらいで、社会人の中で言えば250人にひとりということになります。ざっくりですが。
ちなみに年収1000万円の人は就労人口の4%だそうで、こちらは社会人の25人にひとりくらいということになります。
しかし現在、サラリーマンの年収の中央値は460万だといいます。
税金を引くと手取りで360万。月30万円です。
これが起業家になれば、収入は不安定になりますが、個人で出した売上は経費を引けば自分のものになります。
最近は起業家で年収2000万円くらいの人は割と珍しくないですし、中には個人で年商1億円稼いでいるという人もいます。
ネットの時代、経費をほとんどかけずにビジネスができるからです。
もちろん法人税などで最大で4割を国に納めないといけませんが、先行投資として社員に福利厚生として還元したり、広告や設備投資に突っ込んで売上と経費をトントンにしているところがほとんどです。
年収2000万なら税金を引いて手取りで月に100万円くらいはもらえることになります。
が、税金が800万円も? 取られすぎ・・・と思うかもしれませんね。
そこで起業家の多くの人は、年収は抑えめにして、例えば家屋を会社で借り上げて社員寮にしてしまい経費にしています。
こうすることで支払う税金を抑えれば、月給200万円レベルの生活を送れるということになるわけです。
起業するメリットはこのように税金対策ができるというところにもあります。
月収で200万円もあれば、もちろん将来的なお金の心配もなくなります。
月収200万円もあれば、心理的にだいぶ楽になると思いませんか?
サラリーマンはこのところの不況の中ではいつクビになるかわかりませんし、今の日本の平均収入ではろくに貯金もできませんから、将来が不安だらけです。
このまま貯金ができなければ、老後、貯金のないままで生活しなければなりません。これって不安すぎですよね?
年金は月に数万円くらいしかもらえませんし、これでどうやって食べていくんでしょう? 生活保護でしょうか? 親のお金を当てに暮らす?
結局、サラリーマンのままだと老後もなにか職業を見つけて働き続ける、ということになりかねないのです。
年を取れば体にもガタが来ますし、未来が不安でしかありません。
そういうことを見越して、みんなネットの副業に取り組んでいる、という状況もあると思います。
●自由になれる
起業し事業が軌道に乗れば、働く時間は少なくなります。
「え? なぜ?」
と思う人もいると思います。
なぜかというと、ちゃんとビジネスを知っている人であれば、「資産」づくりに集中するからです。
資産とは「お金を生み出すもの」です。
資産を作り、ここからの収益がどんどん大きくなっていけば、自分が担っていた作業をどんどん人に任せていくことができます。
今では人に任せるのではなく、集客のサービスを使ったり、プログラムでサービスをまわしたりもできます。
全部、プログラムに任せることができるのです。
コンテンツは一度作ったものを再利用できますので、作れば作るほど収益は増えていきます。
想像してください。
ただ時間が経つだけで、あなたの銀行口座に注文の振り込みがどんどん増えていく様子を。
銀行口座の桁がどんどん増えていくのが見えますか?
お金がたくさん増えて、自由な時間が増えたら、あなたはなにをしますか?
好きな時間に起きて、好きな時間だけ好きなことをする。
好きなときに時間も確かめずに車に乗り、好きな場所に行く。
電車に乗って、ガタゴトと心地よく揺られながら、いろいろな観光名所に行き、好きなだけ宿泊して、ゆったりと落ち着いた気分で過ごす。
そんなこともできます。
あなたの行きたい、すべてを忘れてゆっくり休める優雅な場所はどこでしょうか?
もちろん、あなたが好きなクリエイティブに好きなだけ時間をかけることもできます。
誰も文句を言う人はいません。
好きなだけディテールに時間をかけることができますし、スキルアップに好きなだけ時間をつぎ込めます。
自分が好きなアーティストに、コンテンツ作成の依頼をすることもできます。
自分が好きなイラストレーターやミュージシャンに仕事を頼めるのって、夢じゃないですか?
それが夢でなくなるのです。
●とはいえ・・・事業を営むって難しいのでは?
「いいことばっかりいいやがって、ビジネスってそんな簡単じゃねえだろ!」
はい、そんな声が聞こえてきました(笑)。
では事業を営むということは、いったいどういうことなんでしょうか?
どうすれば、お客さんはあなたにお金を払ってくれるのでしょうか?
お客さんは、
「お客さんの悩みを解決する」
「お客さんのニーズを満たす」
と、お金を払ってくれます。
こう言うと、
「自分にそんな人の悩みを解決したり、ニーズを満たすことなんてできない」
とよく言われます。
いや、あるんですって(笑)。
たとえば、5年前の自分を思い出してください。
その自分に、「あの頃、こういうことを知っていたら、もっと成長が早かった」と思うことはないですか?
それを提供すればいいんです。
そして、世の中の8割、9割は、初学者です。
あなたが当たり前と思っていることでも、全然当たり前でなく、聞いてもらえば「へえー! すげえ!」と言われることばかりなのです。
おじいちゃん、おばあちゃんにパソコンを教えるときのことを思い出してください。
いちいちパソコンの機能がわからないので、全部マウスでやろうとします。
「そこは、このキーを使うと早いよ」
そう教えるだけで感心される。
そんな感じです。
あなたが得意とする分野の初心者に、スキルアップのしかたを、丁寧に、あなたの経験から教えてあげる。
これって、できそうじゃないですか?
そうして商品を作ったら、あとはマーケティングです。
マーケティングについては長くなるのでまた別の機会にしますが、要は、
「悩んでいる人にあなたの商品を紹介する」
「ニーズのある人に商品を紹介する」
というだけです。
悩んでいる人に、悩みを解決する商品を紹介する。
これなら、嫌がられませんよね? 逆に感謝されると思いませんか?
5年前のあなたが欲しがっているものを、今のあなたが提供する。
そしたら、5年前のあなたはあなたに感謝しませんか?
ビジネスはそんな難しいことじゃありません。
欲しがっている人にほしがっているモノを提供する、それだけのことです。
ほしくない人に無理に売ろうとするからおかしなことになる。
欲しい人を見つけて、欲しいモノを提供すればいいんです。
それで対価をもらう。
これがビジネスです。
ビジネスに偏見を持っている人がいますけど、別に悪いことでもないし、卑しいことでもないですよね?
世の中の99%はビジネスで回っているんですから、ビジネスを極めればあなたによいことがたくさん起こります。
ということで、ビジネスは難しいものじゃないですよね?
もっと簡単に考えてみてください。
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