バリ島で火の上を歩いたのを思い出した話

どうも、ゲームを作ったりビジネスを作ったりしている新田です。

今回はバリ島の記録です。

行ったのはけっこう昔です。

オンラインビジネスを始めてだいぶ稼ぎ始めたころに結婚したんですが、新婚旅行でバリ島に行きました。

 

まず、バリ島ではかなり有名なクタ・ビーチです。

このビーチは浅瀬がすごく広くて、海に広がる夕日の反射がすごくきれいでした。

旅行をする醍醐味は美しい景色を眺めるところにありますね。

なんという美しい夕日でしょうか。

毎朝ランニングでここを走ったら気持ちいいでしょうね。


ただの海岸なのにこんなに美しく、その色味を網膜でじかに感じ、静かな波の音を聞き、風を肌で感じる。

しあわせな時間です。

生まれてきた意味がここにある、みたいな感覚でした。

これを読んでいるあなたにも一度は行ってみて欲しい場所です。

もしあなたが自由な起業家仲間なら、このクタ・ビーチに一緒に行きたいところです。

さて次はどこでしょうか。

危なっかしい石の橋の向こうにあるのは・・・。

バリ島と言えば「割れ門」。この門をくぐるとこころの中の邪悪な部分が浄化されると言われています。

中には入れないようでした。

 

そして途中で食べたよくわからない食べ物。

これはなんだったかな。

なんか道中で食べたおやつみたいなもんだったと思います(笑)。

だいぶ辛かった記憶が。

そして夜。

バリ旅行の名物といえば・・・「ケチャダンス」。

バリ島のメインの移動手段はタクシーです。

ツアーコンダクターはいなくて奥さんと勝手にバリ島の探検してたのですが、ケチャの場所と時間はあらかじめホテルで聞いてタクシーで来ました。

 

たくさんの海外からの旅行者がイスに座ってケチャの開始を待ち構えています。

そして・・・始まりました。

島民の演者が独特のリズムの中でアカペラで掛け声を発し始めます。

独特の掛け声と踊りは実際に見ないとわからない迫力があります。

異文化の祭りを見て回ることは、その地域に生きる人々の「祈りと喜び」を見ることと一緒です。

祭りとは幸福を祈り、喜びを祝い合う儀式だからです。

 

「火渡り」と言って、燃えた材木の中を歩く儀式みたいなものがあります。

実際僕もバリ島ではないですが「火渡り」をやったことがあります。

それはとある高額セミナーでした。

火を渡ることによって「もうこれ以上に思い切ったことはない、これ以上恐いことはない」という体験をし、その後の人生に活かすというアクティビティです。

業火の中を焼かれながら歩く・・・わけではなくて(笑)、燃やした木のやぐらを砕いて、その火の子の道を歩く、というものです。

「火の道」は10メートルほどでしょうか、パチパチと音を立てていかにも熱そうです。

正直僕は「いや、参加者にやらせるくらいだから別に恐ろしいもんじゃないだろう?」と楽観的に思っていました。

案の定、僕にとって火渡りは楽勝でした。

足の裏が温かいくらいのもので、たいしたことはありませんでした。

 

ですが参加者の中にはめちゃくちゃ怖がってる人が男女ともにいて、泣きながら一世一代のチャレンジみたいな感じの人もいました。

ああ、こういう人たちには効果的なのかもしれないと思ったりしましたが、甘く見ていたバチが後ほどあたります。

 

人々には、「恐怖心の程度」があります。

それは先天的なのか、後天的なのかはわかりません。

ビジネスではある程度「リスク」を取らなければ事業を営むことはできませんが、リスクを取るには恐怖を乗り越えなければなりません。

借金でクビが回らなくなるかも・・・失敗して大きな借金を抱えるかも・・・そういう恐怖です。

しかし、よくよく調べ、考えてみれば、「支出が収入を上回らなければ良い」のです。

それを守れば借金でクビが回らなくなることはありません。

さらには、借金も毎月返す額が収入の可処分額の範囲内を上回らないようにすればよいだけです。

つまり、ちゃんと調べてリスクを回避、分散させる方法を知ればいいだけなのです。

多くの人は、先入観でリスクを過大に捉え、調べもせずに無理と思ってしまっているわけです。

 

僕は火渡りを「主催者が大勢のお客さんにやらせるくらいだからリスクは相当低い」と見積もりました。

で、実際たいしたことはなかったわけです。

ですが、そのセミナーに2回めに参加したときに火渡りをしたとき・・・。

楽勝楽勝、1回めと同じだわ! と気軽に火渡りをしたら、「ザクッ」と足の裏に衝撃を感じました。

「うわ!」と体制を崩しそうになったら、スタッフが「大丈夫!?」と肩を貸してくれました。

どうやら木のかけらを変な角度から踏んでしまって、それが足の裏に刺さったのです。

「いててててててて!!」

めっちゃ痛いです。

火で怪我をしたわけではなく、木のかけらを踏んで怪我をしました(苦笑)。

いかに小さなリスクでも甘く見るもんじゃない、という教訓になりました。

ただ踏んだ木片はそんな大きくなかったので、たいした怪我ではなく、絆創膏を貼ってすぐ普通に歩ける程度でした。

 

ちなみにケチャでの火渡りはこんな大きさの木片です。

ちゃんと砕かないと足の裏に刺さります(苦笑)。

さて祭りも終わり、次の日は博物館などを回りました。

これはたしかケチャで使われる仮面だったかと思います。

次は泊まったホテルの中庭です。

当時はリッツカールトン・バリというところで、巨大な敷地の中にオーシャンビューのコテージがいくつもあり、その中に泊まりました。

施設の中にはめっちゃ豪勢なスパ施設もあり、泡が出まくっているプールの中を温まりながらツアー的に行き来することができてました。

今はアヤナリゾートというホテルになっているようです。

これはバリ島の下町の市場みたいなところで、島民がどういう生活をしているかが伺える場所でした。

島の中は観光用のタクシーで基本移動して、こういう場所や屋外のフードコート(屋台の集まり)みたいなところで食事したりしましたね。

 

ということでバリ島は治安もよかったし景色もきれいだったのでまた行ってみたいですね。

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